強い打球がファールになってしまう人必見!大学野球の4年間で身に付けた「体の割り」!
今回は体の割方について、記載させて頂きます。
体の割りと聞いて、あー体の割りね。
なんてパッとイメージの湧く方はそこそこの野球経験者でしょう。
私の経験上「体の割り」を理解して野球をされている方はほんの一握りです。
特に草野球で見ていると、体の割が出来ている方というのは1/100人にも満たないイメージです。(実際に数えてはいませんが)
少し壁の作り方のお話(詳しくはコチラ)にも近いのですが、体を回す訳ですから当然体が回っていく方向に力が進んでいきます。
打撃で言うと、体が回っていく方向というのはファールの方角になります。
ご注意ください!!
- 力いっぱい打つと、ファールになるという方
- ファールにしか強い打球が打てない方
間違いなくこれにあてはまります。
体が割れていないから、ファールの方向にしか力が入らないのです。
そんな方々を見ていると、折角力があるのに・しっかりバットを振れているのに勿体ないなぁなんて思ってしまいます。
これは投球でも同じことを言えます。
では、そうならないようにはどうすればいいのか??
体の割りとはなんなのか?どうすれば体得できるのか?について記載させて頂きます。
①体の割とは
体を全て開いた状態から、内に戻していく動作のことを言います。
体を全て開いた状態から内に絞ることで、外に逃げていく力を体の内側に力を残していくのです。
そうすることすることで、自分の力の入る場所が正しい位置にきます。
体の割りをイメージするときは弓矢でする。
想像してください!
①左手で弓を握り、右手で弦を引きます。
- この時左手は弓の飛ぶ方向に力が入り
- 右手は弓の飛ぶ方向と「反対」に力が入ります。
これが体が開いている状態です。
②次に弓を放つ時です。
- 右手を離すことで、弦が弓の飛ぶ方向に力が働き
- 左手弓が動かないように、弓と反対方向に力をいれます。
これが内に力を残すということです。
この時に左手が、弓矢の飛ぶ方向に動いてしまったらどうでしょう?
方向が定まらない、折角弦を張ったかいのない速さでしか飛ばないなど、支障が出てくるでしょう。
これは野球でも同じことが言えます。
打撃がわかりやすいので打撃で説明しますが
テイクバックが弓を引くとき。
打つ時が、弓を放つ時となります。
弓では左手が反対に動かないとだめなのに、野球では踏み込んだ足が打つ方向に動くのでしょうか?
そんなわけはありません。
野球もテイクバックで(右バッターで説明させていただいております。左バッターの方は左右逆にお読みください)
- 右足、右肩は打球の「反対」に向く
- 左足、左肩は打球の方向に向く
打球を打つ時は
- 右足、右肩は打球の方向へ
- 左足、左肩は打球と「反対」方向へ
そうすることで、フェアゾーンに強い打球を打てるようになるのです。
②体の割を強くする方法
体の割りは、股関節の柔らかさが必要となります。
これについても、弓矢でイメージが出来ます。
弓を引く際は、弦が強く・強い弦を大きく引けた方がより強く放てることは想像できるかと思います。
これは打撃でも同じことが言えます。
そのためここでお話するのは、股関節の柔らかさと強さを鍛える方法です。(2人でやる練習法です)
- 足を肩幅より大きく開き腰を落とします。
- その体制のまま少し前のめりになります。
- その右足と体の間、左足と体の間に後ろから足を通し乗ります
初めてこれをされるかたは、ゆっくり始めてください。
足がちぎれるかと思うような激痛が走ります。
そっと乗ってあげてください。
私が足がちぎれたことがあります((笑))
③それでもわからなければこの練習!
ここで記載させて頂いた「体の割り」がどうしてもイメージできない方は、しかたありません!
この練習をしましょう!!
- 普通に立った状態でバットを持ちます。
- そのままバットをブラブラ左右に振ります。
- バットが左に行ったときに、腰を右に回し
- バットが右に行ったときには、腰を左に回す。
この練習では、割りといっても「打つ時」の体の割りのイメージが出来る練習になります。
私は試合中に体の開きを感じたら、すぐにこの練習を行い、割りのイメージを作り直します。
是非やってみましょう!
④まとめ
本日は体の割りについて記載させて頂きましたが、伝わりましたか?
冒頭でもお話しましたが、これを体現出来ている選手は本当に少ないです。
高校野球でも強豪校であったりしない限り、体現出来ていません。
ということは、体現出来るようになれば・・・
素敵な結果がまっています!
是非、体の割りを覚えて一つ上の野球を目指しましょう!!
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