実体験!握力20kgを70kgまで上げた方法!それを野球に活用するためにやること(野球理論)
こんにちは!
本日はリスト(手首)の強化方法、活用方法について記載していきたいと思います。
私の基本思想は、「野球に使わない筋力はいらない」なのですが、握力だけは必要以上に鍛えました。
きっかけは、当時松井選手が巨人で活躍しており、その握力が80も超えていたため、俺も鍛えてみよっかな~くらいのことでした。
私自身身長が低く、身体能力はさほど高くありませんでした。(中学入学時 握力18Kg)
しかし、週3回スポーツセンター(片道約10kmの距離)に通い筋トレをした結果、握力が70kgまであがりました。
結果
- 打撃時手首が負けない(打球が速くなった)
- 投球時のスナップが強くなる(球の回転数が上がり、ノビが良くなった)
という効果がありました。
しかし!
筋力が上がったから、それらが出来るようになったのではなく
筋力が上がり、その筋力の「活用方法」を考えた結果そうなったのです!
是非この筋トレをして、筋力を上げ、活用法を覚えていきましょう。
①筋トレ方法
用意するものは、ダンベル(5~10kg)、椅子です。
ダンベルの代わりにペットボトルでもいいですが、ダンベルの方が格段に効果があります。
練習その①
- 椅子の横に座り、肘から手首までを椅子に乗せます。(椅子から手首だけ出ている状態)
- 手のひらを「上に向け」、指先にダンベルをひっかけます。
- 指先と、手首だけで、椅子の高さまで持ち上げます。
※これをやるとき、「重力に逆らいましょう」。
持ち上げるときは速く、持ち上げたら上で「一度止める」、下すときはゆっくりで、最後まで降ろさない。
まずは、10回を目指しましょう。
これをきちんと行って、最初から20回はなかなか出来ません。
もし最初から回数がこなせてしまったら、やり方が違います。
練習その②
- 椅子の横に座り、肘から手首までを椅子に乗せます。(椅子から手首だけ出ている状態)
- 手のひらを「下に向け」、指先にダンベルをひっかけます。
- 指先と、手首だけで、椅子の高さまで持ち上げます。
先ほどは、手のひらを上に向けているので、腕の自分側を鍛えていました。
その筋肉をより活用するためには、反対側の筋肉も強くして、支える必要があります。
片方だけ強くなると、力のバランスが悪くなるだけで、全く意味のない練習となります。
上向けより、きつい練習となりますので、回数は半分程度でいいでしょう。
どちらもきっちりやるようにしましょう。
②リストを打撃に活用するために!
少し文章でお話しするのは難しいのですが(ゆくゆくは、画像・動画などわかりやすく出来るよう努力します!)
遠心力を使う!
これは、体を「回す」ことではないです。
回す中で、体を「止める」から起きる力なのです。
例えば!
50cm程度の長さの紐を持ってくるくる回ってみて下さい。
回りながら紐を柱にに当ててみてください。
紐の先端が加速して、くるくるとすごいスピードで巻き付いていきます。
これが、「遠心力を活用」するということです。
この遠心力を打撃の中で再現する。
そのために「リスト」を使います。
打つ瞬間リストを使って、グリップを止める!
勿論体の壁(詳しくはコチラ)も必要なのですが
壁を作ったうえで、リストを止める。
だから、バットのヘッドが加速し、強い打球が打てる!
ということになります。
最初はどうしてもよくわからないかもしれません。
しかし、コツを掴むと別世界です。
今までのはなんだったのだというくらいサクサク打球が飛びます。
是非お試しください!
③リストの強さを送球に
これについては、独学過ぎて合わない方もおられるかもしれません。
私は、背も低く、指先に研ぎ澄まされた感性もなく、いわゆる運動音痴&野球のセンス皆無であったため
センス良く綺麗に回転を与えて伸びる球を投げることを捨てました。
しかし、負けたくない!!
ですので、ほかの肩の強い選手を見て何が違うのか?どこが送球にとって一番大事なのか?
自分に出来ることの中でそれを探し、たどり着いたのが
60m以内の送球を人の捕れる高さで投げれる、いわば「鉄砲肩」を作ることでした。
それ以上の長さの距離を投げることは、一試合ので多くて2~3回、0回の事もあります。
これは、握力が強くなっていたことが功を奏し、すぐさま結果につながりました。
その時に私が行っていた投げ方のイメージは、ボールを「握りつぶす」です。
投げる中で握りつぶす、なかなかこの理論を話している人を聞いたことがありません(笑)
しかし、握りつぶすイメージをすることで、指に球がしっかりかかるようになり
野手でありながら130km以上楽々投げられ
60mの距離なら、ステップもなしで人の捕れる高さで投げられるようになりました。
遠投は90m程度でしたが・・・
④最後に
少し独特なお話だったかもしれません。
私が言いたかったことはボールを握りつぶすことではなく
なんのために?であったり、そこにたどり着くためにであったり
まずは、自分と向き合いましょう!
自分がどうするのか?どこに向かっていきたいのか?これを意識することで、自分のやるべき練習が見えてくるかと思います。
自分にあったものというものが必ずあります。
言い方が悪く聞こえるかもしれませんが
理想と現実にしっかり目を向けましょう!
これは、下手だからあきらめたほうがいいよ?というわけではなく、潔く「切り替えるべき事」というものもある!とうことです。
私の場合は綺麗な送球は諦めましたが、強い送球は諦めなかったそれだけです。
それを見つけて、先を見据えた練習が出来るよう頑張りましょう!
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