グローブ形が「捕球から送球まで」の速さに繋がる(ゴロ編)
こんにちは!
今日はグローブの形のつくり方(ゴロ)、使い方についてお話をしていきたいと思います。
基本的には内野の方はこの形作りでなければ、捕ってから投げるのがとても遅くなってしまいます。
内野手であれば「捕ってから投げるまで」の速さというのも重要なファクターとなってきます。
そのためには、知っておくべき「形の作り方」、「グローブの使い方」があります。
簡単に説明すると
- ポケットの浅いグローブ
- 持ち替えを早くするための、グローブの使い方
- 捕ってから投げるまでが送球ではない
となります。
これを理解し、捕球を簡単にしてくれるグローブの形、使い方を覚えていきましょう!
ポケットの浅いグローブ
ゴロを捕球する際重視することは、ボールを包み込む(しっかり掴む)ことではありません。
いかに早く球を持ち替えれるのか?です。
ボールを持ち替える時グローブのポケットが深いと、グローブに包まれているため、投球側の手で掴みにくくなってしまいます。
(ポケットの深い・浅いについて詳しくはコチラ)
そのためゴロ捕球を重視する際は、「ポケットを浅く」形を作るのです。
ポケットを浅く形を作ると、投球側の手で球を掴みやすくなります。
内野用グローブは特にですが、「必ず」ポケットの浅いグローブとしましょう。
グローブの使い方
先ほどお話ししました、「ポケットの浅いグローブ」を折角作っても、使い方を知らなければ宝の持ち腐れとなってしまします。
十分注意しましょう!
手のひらに乗せる
先ほどグローブを浅くする説明でもお話しましたが、グローブで掴んでしまうと持ち替えしにくくなり、結局もたつきます。
とはいえ、手のひらに乗せるだけでは、しっかり捕球できないのでは??
と思われるでしょうが、問題ありません。
グローブの「芯」の作り方(詳しくはコチラ)
これが出来ていれば、ボールはファンブル(捕球時にボールが乱れること)することなく
ピタッと止まります。
「芯で捕球し、出来るだけグローブを閉じない捕球」!
これが、速い持ち替えに繋がるとうことです。
グローブで右手に持っていく
この持ち替え方はゴロ、フライ関係なく共通の話です。
捕球したところに、投球側の手で取りに行くと
- グローブの球を持ち替える。
- 投球のためのテイクバックをする。
- 投げる
の3工程が必要となってしまいます。
しかし、グローブを投球側の肩に持ってくると
- 球を持ち替えながら、テイクバックをする。
- 投げる
の2工程ですみます。
そのため
グローブで右手に持っていく
これが、捕ってから「投げるまで」が速い送球に繋がります。
とはいえ、あくまで上半身の使い方のみとなっております。
コチラに下半身の使い方まで、記載しておりますので、併せて読んでいただけたらと思います。
捕ってから投げるまでが「投球ではない」!
よくある勘違いです。「要注意」しましょう!
例えば
内野の守備で、ノーアウトランナーなし、ショートゴロが来ました。
①捕球から送球までとても速いのに、送球が80Km程度の速さでした
②捕球から投球までとてもゆっくりなのに、送球は130Km程度の速さでした
はたしてどちらのほうが、一塁に届くのが速いでしょう??
間違いなく②の方が速く一塁にたどり着きます。
よく覚えておいてください!
捕ってから「投げるまで」の速さが大事なのではなく
捕ってから、投げて、「相手に届くまで」が送球なのです。
私がここで言いたかったことは、送球の速さが大事ということではありません。
捕ってから投げるの方が速い場面、捕ってから少し溜めて力強く投げる場面様々です。
なんでもかんでも、どんな状況でも捕ってから投げる速さを重視するのではなく、
少し溜めを作って、力強い送球を意識した方が、結果速く一塁に届く!
なんてこともあります。
状況に応じた対応をしていきましょう!!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません