グローブ形作りがうまさに繋がる![フライ編]
こんにちは!
今回は、前回に引き続き「グローブの形作り方」(フライ用)についてお話をします。
グローブの形には、それぞれ好き嫌い、使いやすさ等々作り方は様々ですが
基本となる形の作り方があります。
簡単にまとめると
- 形での向き不向き
- 形でフライを取りやすく
- ポケットの深さ
- グローブの使い方
この基本をわからず形作りをしてしまうことで、「自分で捕球を難しく」していることになります。
捕りやすいグローブ作り、これも自分の技術を上げる一つの手段となります。
しっかり抑えていきましょう!!
①グローブの形による向き不向きの考え方
グローブには様々な特徴がありますが、簡単に分けてしまうと
①ゴロを取りやすくする
②フライを取りやすくする
まずは、このどちらかです。
しかし、ここで注意しなければならないことは、
内野用のグローブだから、ゴロだね!
外野用のグローブだから、フライだよ!
という、事は特にありません。
柔軟に考えましょう。
例えば・・・
私は外野手でしたので、外野用のグローブでしたがイチロー選手が大好きで、イチローモデルのグローブを使っておりました。
イチローモデルのグローブは、外野用なのに、グローブが大きく開く仕様になっており、ゴロを取りやすく、ボールの持ち替えが早くなる用配慮(ゴロ用に近い外野用グローブ)されておりました。
この様にグローブを見たら、この選手がどういったことを考えて形を作っているのか?
これが伝わってくる、そんなグローブの形作りが大事になってきます。
自分が、どんな選手になりたいのか思い描きながら、形を作っていきましょう!
②フライ捕球向きのグローブって?
- グローブが長い
- グローブが開きにくい
何故この形がいいのか?
外野手は、「フライの捕球」が主となってきます。
そのため、ポケットを「深く」(ポケットの深さは次で詳しく説明します)する必要があります。
ポケットが深い方が、ボールを包み込めるため、落球の危険性を減らすことができます。
そのため
フライを捕球しやすいグローブ = ポッケットが深い
ということになります。
③ポケットの深い、浅いについて理解しよう
自分の手で、形を作って見ましょう
ポケットが浅くする状態とは、
ジャンケンのパーの形です。
手のひらが平たくなるかと思います。
その状態がグローブでいう、浅いグローブになります。
深い形とは、手をジャンケンのパーの形をしてから、親指と小指をくっつけてみてください。
手のひらに窪みができます。
それが、ポケットが深い状態です。
この形が作れると、フライ捕球時に落球しにくいグローブが出来ます。
④グローブの使い方
ポケットが深いからといって、手で掴む捕球をしないように注意して下さい。
コチラにも記載しておりますが、グローブは掴むものではなく、グローブの芯に当てると「勝手に閉じる」ものです。
掴む用に捕球すると、掴むタイミングと、ボールがグローブに当たるタイミングに合わせなければならなかったり
掴む用に捕球をすると、グローブを閉じる作業で変な力が入ってしまい、構えたグローブが揺れます。
捕球を自分で難しくしてしまっているということです。
当てて取るスタイルにすれば、「ボールに当てに行く」それだけで、捕球ができます。
動作が少ない分簡単に捕球できるというわけですね!
是非グローブの芯に当てる捕球も合わせて、グローブの形作り色々お試し下さい!
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